はじめに|英語の「1st〜5th」ってよく見るけど、意味わかってる?
英語の文章やカレンダー、映画の字幕などで「1st」「2nd」などを見かけることってありますよね。
でも、それが何を表しているか、正しく理解できていますか?
この記事では、「1st〜5th」の読み方・使い方・覚え方を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
語呂合わせや例文もたっぷり紹介しますので、ぜひ一緒に楽しく覚えていきましょう。
英語の序数ってなに?基数との違いをサクッと理解
序数とは|1番目・2番目…を表す言葉
英語の「序数(ordinal number)」は、順番を表すときに使われる数字です。
たとえば「first(1番目)」や「second(2番目)」などがそうですね。
数字の順位や順序を伝えるときに欠かせない表現です。
基数との違いを例でチェック!
一方で「基数(cardinal number)」は、数量を表します。
たとえば「one(1つ)」「two(2つ)」などです。
たとえば、
- “I have one dog.”(犬を1匹飼っている)
- “He finished in first place.”(彼は1位でゴールした)
このように、”one”と”first”は使う場面が違うんですね。
1st〜5thの読み方&発音のコツを個別にマスター!
1st(first)|「ファースト」だけどR音に注意
読み方は「ファースト」。
“r”の発音を意識して、舌を巻くように出すとネイティブっぽく聞こえます。
例:”This is my first trip to Kyoto.”(これは私の初めての京都旅行です)
2nd(second)|「セカンド」は聞き慣れてるけど綴りも覚えて
読み方は「セカンド」。
英語では “c” が “k” の音になります。
例:”He came in second.”(彼は2位でした)
3rd(third)|「サード」発音&綴りの覚え方
読み方は「サード」。
綴りの “ir” は「アー」ではなく「ア」の口で「ー」と伸ばす感じ。
例:”Today is the third day of the event.”(今日はイベントの3日目です)
4th(fourth)|フォースではなく「フォーth」
読み方は「フォース」ではなく「フォースゥ」くらいが正しい発音。
例:”I live on the fourth floor.”(私は4階に住んでいます)
5th(fifth)|「フィフス」舌を噛まないように!
読み方は「フィフス」。
“f”と”th”の音が続くので、少し発音しにくいですが、落ち着いてゆっくり言えば大丈夫。
例:”He was born on the fifth of May.”(彼は5月5日生まれです)
序数の接尾辞ルール解説!st・nd・rd・thの選び方
基本ルール:語尾の数字で接尾辞が決まる
- 1 → 1st
- 2 → 2nd
- 3 → 3rd
- それ以外 → th(例:4th、5th)
これは暗記してしまいましょう。
11〜13は例外!「11th」「12th」「13th」に注意
11、12、13は “st, nd, rd” をつけず、すべて “th” をつけます。
例:11th、12th、13th
21stや32ndなど、二桁の序数ルールも確認
数字の最後の1桁を見て判断します。
例:21st、32nd、43rd、54th
一覧でサクッと覚える!接尾辞早見表
数字 | 接尾辞 |
---|---|
1 | st |
2 | nd |
3 | rd |
4〜 | th |
間違えやすい序数ミスあるある&防止法
「3th」「22rd」などのよくあるミス例
ありがちな間違いに「3th」や「22rd」があります。
これらは一目で「初心者っぽい」と思われてしまうことも…!
スペルミスが与える印象とNG例文
ちょっとしたミスでも、「英語が苦手そう…」という印象を持たれることも。
正しい表記で自信を持ちましょう。
読み間違い・書き間違いを防ぐ簡単チェック
文章を書いたら、数字+接尾辞を一つずつチェックする習慣をつけましょう。
音読すると間違いに気づきやすくなりますよ。
語呂合わせで楽しく覚える!序数の記憶術
1st(first):
「1番最初に ふーっと 息を吐く → ファースト」
音のイメージで「first=ふーっと」とリンクさせると覚えやすいです。
2nd(second):
「2番目は せっかち セカンドマン」
せっかちにすぐ来る2番目!と連想すると印象に残ります。
3rd(third):
「3番目は サン(三)→サード で覚える」
日本語の「三(さん)」から「サード」へ自然に変換。
4th(fourth):
「4つ目は フォー=4 とリンク!」
ここはストレートに、数字と音が一致していてわかりやすいですね。
5th(fifth):
「フィンガー(指)が5本 → フィフス」
手の指5本と結びつけると、すぐに思い出せますよ。
実生活で使える!1st〜5thを使った英語例文集
日付での使い方
-
My birthday is on April 1st.(私の誕生日は4月1日です)
-
School starts on September 2nd.(学校は9月2日に始まります)
順位・ランキングでの使い方
-
She won 1st place in the contest.(彼女はコンテストで1位を取りました)
-
He came in 3rd in the marathon.(彼はマラソンで3位でした)
階数・章・通り名など
-
I live on the 4th floor.(私は4階に住んでいます)
-
Please read Chapter 5th for homework.(宿題は第5章を読んでください)
覚えたい人必見!1st〜5thの3ステップ学習法
ステップ① 耳で覚える:リズム・音読・チャンツ
リズミカルに「first, second, third, fourth, fifth♪」と口に出してみましょう。
音と一緒に覚えると忘れにくくなります。
YouTubeのチャンツ動画も活用すると効果的ですよ。
ステップ② 目で覚える:色分け・カード・表
カラフルな単語カードや、自分で書いた接尾辞表をトイレや机の横に貼るのもおすすめ。
目にする機会を増やすことで自然と身につきます。
ステップ③ 手で覚える:書く・話す・使って覚える
実際に書いて、口に出して使ってみることが一番の近道です。
カレンダーに「1st」「2nd」と書き込んでみるのも良い練習になりますよ。
実生活で使える!1st〜5thを使った英語例文集
日付での使い方
-
My birthday is on April 1st.
(私の誕生日は4月1日です) -
School starts on September 2nd.
(学校は9月2日に始まります)
順位・ランキングでの使い方
-
She won 1st place in the contest.
(彼女はコンテストで1位を取りました) -
He came in 3rd in the marathon.
(彼はマラソンで3位でした)
階数・章・通り名など
-
I live on the 4th floor.
(私は4階に住んでいます) -
Please read Chapter 5th for homework.
(宿題は第5章を読んでください)
覚えたい人必見!1st〜5thの3ステップ学習法
ステップ① 耳で覚える:リズム・音読・チャンツ
「first, second, third…」と声に出して、リズムよく覚えるのがおすすめ。
YouTubeなどのチャンツ動画を使うと楽しく学べますよ。
ステップ② 目で覚える:色分け・カード・表
語尾の「st」「nd」などを色分けして、視覚的に記憶に残す工夫をしましょう。
自分だけの「接尾辞ポスター」や単語カードを作ってみるのも効果的です。
ステップ③ 手で覚える:書いて・話して・使って覚える
カレンダーに日付を「1st」「2nd」などで書いてみるだけでも練習になります。
英語日記や、ちょっとしたメモに取り入れて、自然に使えるようにしていきましょう。
ちょっと差がつく!序数にまつわる豆知識
「the」「of」とのセット使いに注意
例えば「May 5th」ではなく、「the fifth of May」のように言うと、より丁寧な表現になります。
日付の読み上げでは、「the」「of」を使うスタイルが一般的です。
「a」と「the first」の違い
-
a book(1冊の本)
-
the first book(最初の本)
同じ「1つの本」でも、意味が全然違いますね。
序数がつく場合は「the」を忘れずに使いましょう。
ネイティブが使う自然な言い回し
-
He was the first to arrive.
(彼が最初に到着しました) -
She finished second in the race.
(彼女はレースで2位でした)
このように、シンプルな文の中でさらっと使われることが多いんです。
まとめ&チェックリスト
-
✅ 1st〜5thの正しい読み方・発音を確認できた?
-
✅ 接尾辞のルール「st, nd, rd, th」は理解できた?
-
✅ 語呂合わせやリズムで楽しく覚えられた?
-
✅ 実生活の例文でイメージできた?
-
✅ 自分でも書いたり話したりしてみた?
おわりに|使える序数で「英語力の第一歩」を踏み出そう
英語の序数は、ただの知識ではなく、日常でもよく使う大切な表現です。
まずは「1st〜5th」をしっかり覚えて、自信を持って使えるようになりましょう。
覚えたら、「6th〜10th」や「11th〜20th」へとステップアップしていくのもおすすめです。
「楽しく学ぶ」気持ちを忘れずに、あなたらしいペースで続けてくださいね。
応援しています♪