「80センチってどれくらいの長さ?」と聞かれて、すぐにピンとくる人は案外少ないかもしれません。定規やメジャーが手元にないとき、正確な長さを測るのは難しいですよね。
でも実は、身近にある「A4用紙」や「A3用紙」などの紙サイズをうまく使えば、簡単に80センチを測ることができるんです!
この記事では、家庭やオフィスで手軽にできる、A4やA3用紙を使った80センチの測り方を5つの裏ワザとしてご紹介します。
引っ越しや家具の配置、DIY、子どもの工作のサポートにも役立ちますよ♪
A4・A3サイズの基礎知識
まずは、A4やA3用紙のサイズをおさらいしておきましょう。
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A4サイズ:21cm × 29.7cm
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A3サイズ:29.7cm × 42cm
この数字を覚えておくことで、用紙を使った長さの測定がずっと簡単になります。
裏ワザ①:A4用紙3枚を縦につなげる
やり方
A4用紙の長辺(29.7cm)を3枚分つなげると、約89.1cmになります。
80cmを測りたい場合は、最後の3枚目を少し短く折って調整すればOK!
ポイント
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最後の用紙を約9cm折り返せば、ほぼ正確に80cmになります。
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テープでつなげれば安定して測りやすく、子どもでも扱いやすい!
活用例
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家具のスペース確認
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ベビーゲートや棚の高さチェック
裏ワザ②:A3用紙を2枚使う
やり方
A3の長辺は42cm。これを2枚横につなげると84cmになります。
そこから片方を4cm折るだけで、ちょうど80cm!
ポイント
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折る位置にあらかじめ印をつけておくと、毎回同じ長さが再現できます。
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大きな紙なので、床に置いて使うと測りやすいです。
活用例
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子どもが作る等身大パネルや絵の参考に
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棚の設計やDIY作業時の下書き
裏ワザ③:A4の短辺(21cm)を4回使う
やり方
A4用紙の短辺21cmを4回分使うと、84cm。
少しオーバーするので、最後を4cm折ることで調整可能です。
21cm×3+17cm=80cm という形ですね。
ポイント
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短辺を使うと机の上でも作業しやすい。
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子どもでも「何枚分」と数えやすいので工作や自由研究にもぴったり。
活用例
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画用紙を等分するとき
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ハンドメイド作品の長さ目安に
裏ワザ④:A4用紙の対角線を使って測る
やり方
ちょっと裏技感の強い方法ですが、A4用紙の対角線の長さは約36.9cm。
これを2枚分+約6.2cmで80cmになります。
36.9cm×2=73.8cm
80cm−73.8cm=6.2cm
つまり、「A4の対角線2枚分」+「A4の短辺の1/3(約7cm)」で、かなり近い80cmになります。
ポイント
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A4の対角線は定規で実測するとより正確。
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正確に線を引くには、紙をしっかり固定しよう。
活用例
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図形の長さの概算
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工作での応用力UPに
裏ワザ⑤:コピー用紙を折って定規を作る
やり方
A4用紙1枚を細長く折りたたんで“仮のメジャー”にします。
たとえば、29.7cmの長辺を4つ折りにすれば約7.4cmずつ。
それを使って「10回+少し」でおよそ80cmになります。
または、紙の端から7cm、14cm、21cm…と目盛りを書いて簡易定規を作るのもおすすめ。
ポイント
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家にある紙を使って、オリジナル定規が作れるのが楽しい!
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折り目が残っていると再利用もしやすいです。
活用例
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子どもと一緒に学べる“長さ遊び”
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手作りのメモリ付きシートを作成しておけば、何度でも使える
まとめ:紙を使えば80センチは意外と簡単に測れる!
いかがでしたか?
A4やA3といった、誰でも家にある紙を使えば、定規やメジャーがなくても80センチを簡単に測れることがわかります。
今回ご紹介した5つの方法をまとめると:
方法 | 使用する紙 | 調整方法 |
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A4用紙3枚 | A4の長辺×3 | 最後を9cm折る |
A3用紙2枚 | A3の長辺×2 | 片方を4cm折る |
A4の短辺×4 | A4の短辺21cm | 最後を4cm折る |
A4の対角線利用 | A4の対角線×2 | +短辺の1/3程度 |
折りたたみ定規 | A4を折って使用 | 手書き目盛りで調整 |
ちょっとしたアイデアで測定の手間をグッと減らせるので、ぜひ実生活の中でも活用してみてくださいね。
特に小さなお子さんがいる家庭では、紙を使った長さ遊びや工作と組み合わせれば、学習にもなって一石二鳥です!